市街地の最後に、ローカスト達が陣を張ってマーカスの進行を防ごうとやっきになってかかってくる。
Gears of War: 交戦後。この後も修羅場がわんさか残っている。
ここではトロイカがあるので、大っぴらに撃ちまくることができない。だが、トルクを持っていれば実に簡単にこのトロイカを沈黙させることができる。
実際に手ごわいのはショットガン持ちのグレ野郎である。
敵がいるところのカバーの配置がとてもいやらしくできており(斜め配置)、前方に突っ込もうとすると真横から攻撃を受ける恐れがある。
こちら側のカバーは門ひとつと銅像ひとつであり、実質門をくぐられたら詰みかもしれない。
グレ野郎はとにかく近づかせないことが第一であるが、このグレ野郎が結構うまい具合にグレネードを投げてきてあっけなくこっちの戦線を瓦解させる。しかもこのグレ野郎は投げたと同時にカバーを超えて近づいてきており、うかつに戻るとショットガンの餌食になる危険がある。
じゃあ、どうするか。
こっちもグレネードを投げよう。
相手はやすやすとグレネードを避けるであろうが、その飛び出してきたところを仕留めるほかない。
もしくは、トルクを2,3個消費して遠距離からグレ野郎を潰すのが手っ取り早いかもしれない。
とにかく、やられる前にやるしかない。
どうにかグレ野郎を制圧すると、そのあとのドローンはただの紙である。存分に鉛玉をくれてやればよい。
そのあとに登場するセロンもトルク発射後に打ち返してやればいい。吹っ飛ぶ姿を見れば達成感もあるだろう。
Gears of War: 実機で見ると素晴らしく美しい。雰囲気は抜群。
しかしこの場面の風景というか雰囲気というか、Epicの並々ならぬ注力具合が伺える。
色合いが実に美しく、川の流れの穏やかさは戦場の空気とは似つかわしくない。
意図しているかどうかわからないが、以前はとても奇麗な街、自然があったのだということを暗に示しているように思う。
sourceエンジンによって作られた自然の描写にも感嘆したものであるが、unrealエンジンによって作られたこの雰囲気も負けず劣らずである。
できれば、こんな雰囲気の市街地や自然がある散歩ゲーを作ってみてほしいものだ。
unrealエンジンの使用用途がシューターだけでは非常に惜しいように思う。