どうするべきなのであろうか。
2スロットの8800GTがきたら買ってoblivionをやり直そうかと考えていたが、エンコをやるようになってCPUの要求が高くなってしまった。
しかも8800GTに関しては、nvidia様は自分では2スロットのリファレンスを作らずに、メーカー各社が独自仕様で作っている始末。私はだいたいあのフィンが外に出たやつが嫌いなのだ。折れそうだから。
PhenomとHD3870がなんとかしてくれると思っていたが、例の如くAti-AMDは我々にひどいことをしたよね。
もう一体どうするべきなのか。
安いと思って買ったx2 3600+とCPがよいからということで買った7900GSが確実に足を引っ張っている。AMDのプラットフォームにしたことがそもそもの原因なのかもしれない。
ただこれはゲーマー視点なだけであって、x2 3600+と7900GSという選択肢はかなりバランスのとれた構成であることに間違いはない。3Dゲームは動かないものはないし、日常生活に必要な(コンテンツの質が高くなってきて重くなりつつある)ウェブブラウジングには贅沢である。
ただ、エンコや3Dゲームのハイクオリティ動作といった日常から乖離したことになると、やはり不満が出てくるわけである。
間違いないのは、Q6600と8800GT(2slot)をP5Kあたりに差し込んだものである。
Q6600はOCさせればなおよい。
ただ如何せん高い。ざっと8万↑。
買えないことはないが、所得と出費の現状を考えると、やはり身に過ぎたものである。
そこで、ふと思った。
3Dmarkのハイスコア、π焼き競争に高額を投資するのも面白いものであろうが、いっそのこと今の構成で、どこまでクオリティと共存できるかという限界点を探るのも一種の面白さなのではないか。
前者はお金がなければできないが、後者はお金があってもなくてもできるものである。それとCPや倹約といった点からでも賢いだろう。
あまり背伸びして高額パーツに手を出しても、ほかのパーツがボトルネックになっているというのはよく聞く話でもある。
お金がある人にはお金がある人の、我々には我々の楽しみ方があるのである。
無理をしてはいけない。
こういった考え方をすると、cpuの価格改定やメモリの価格変動に神経をすり減らすこともないように思える。やれ4,000円下がっただの、1000円安く買えただの、よく考えてみればみみっちいような気もする。
勿論今回の8800GTのように買い時というものもあるし、こういった時流がわれわれを悩ませ、また楽しくさせるものでもあるわけで。
とまあ色々考えてみるわけだが、自作板で誰かがぽつりぽつりと漏らすセリフが、一番的確だと思わなくもない。
「右往左往しているときが一番楽しい」
私も例に倣ってしばらく楽しんでみることにしよう。